明るく開放的なリハビリテーション室
リハビリテーション科では、『(術後)早期介入』『早期離床』『早期回復』を柱に、患者さんとご家族が、その生活をより良い状態で取り戻すための支援と、地域包括ケアの充実に貢献することを目指しています。
所属学会
公認、認定、取得資格
▶運動器疾患リハビリテーション料(I)
▶呼吸器リハビリテーション料(I)
▶脳血管疾患などリハビリテーション料(III)
▶廃用症候群リハビリテーション料(III)
▶がん患者リハビリテーション料
人工膝股関節、脊柱管狭窄症、椎体圧迫骨折、骨折、リウマチ、変形性関節症、肩関節周囲炎、がん、内部障害(肺炎、慢性閉塞性肺疾患、心不全、腎不全、尿路感染症)などです。
2021年1月から当院でも地域包括ケア病棟を開設しました。地域包括ケア病棟とは
・急性期治療を終了したがすぐに在宅や施設へ移行するには不安な患者さん
・在宅、施設療養中から緊急入院を要する状態になった患者さん
・レスパイト(一時休憩、休息)目的の患者さん
これらの患者さんに対してリハビリテーションを中心に在宅、生活支援を目的とした「病院と地域の橋渡し」を担う病棟です。
回復期病棟とは異なり、疾患の制限はありませんが、入院期間に上限があり最大で60日までとなっています。
リハビリテーション科としての取り組みは、患者さんの身体機能や認知機能に合わせて、専従リハビリスタッフ(理学療法士)を中心に個別リハビリ(40分/日)や日常生活動作指導、集団体操等を実施しています。
獲得した能力を普段の生活で発揮できるように。在宅生活でできていたことがしっかり維持できるように病棟スタッフと連携し、安全に十分配慮したうえで、ご自身で可能なことはなるべく自ら実施して頂く「生活リハビリ」を積極的に進めています。
病床数は192床とスタッフ間の顔が見える規模の病院だからこそ、他職種との相互理解と連携、そしてより高いレベルのチームアプローチを目指すことができます。
・多職種でのカンファレンスを毎週行い、患者さんそれぞれの治療方針を明確にしています。
・電子カルテシステムを導入し、情報連携の強化、診療の効率化、情報の一元化を実現しています。
・糖尿病教室の実施(医師、管理栄養士、看護師、薬剤師、理学療法士)
・褥瘡対策 ⇒ 褥瘡対策委員会の一員です。
▲医師、看護師、医療相談員…多職種合同カンファレンスの様子
2021年4月から当院産科医・助産師の協力の下、理学療法士による出産後リハビリテーション(理学療法)を開始しました。
・出産後(入院中)と産後1ヶ月検診時に女性理学療法士による「からだチェック※」「体幹評価」「産後ママのからだケアの資料配布」を行っています。妊娠に伴う腰痛や尿漏れ等の改善、お産による疲れや身体の悩みなどの緩和を目指し、お一人お一人の産後の時期に応じたケアを提供しています。産後のからだトラブルが一つでも解決され、健やかな体調や体力の回復とともに快適な育児が行えるようお手伝いをしています。
何かお困りの事があれば、当院産婦人科までご相談ください。
・実施日時:毎週木曜日 13時~14時頃
※からだチェック
独自のアンケートシートを用いて、骨盤周囲筋の回復程度の評価や不調に対しての対処法や生活動作指導などを行います。
▲その他とは、いわゆる「ターミナル」な状態の方に対して行った、ご本人、ご家族の希望をつなぐリハビリテーション実践の結果です。
当院では「入院リハビリテーション」と「外来リハビリテーション」を行っています。
他医療機関で治療、手術などを行った後、当院でのリハビリテーションをご希望の場合は、
入院、外来リハビリテーションともに「担当制」となっており、個々に合わせた治療を行っています。
外来患者さんのリハビリテーションは、待ち時間を短縮する目的で原則午前中に予約制で実施しております。
治療状況によっては予約時間よりも遅れる場合がありますが、ご理解とご協力の程よろしくお願いします。
※予約制のため、初診患者さんは初診日には予約のみの場合もありますのでご了承ください。
求人のご案内
2021.11.1現在:PT,OTともに若干名募集中 詳しくはお電話で(庶務課宛)
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